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《ネタバレ》 普段日の当たらないスーツアクターという職種に光を当てた作品ということで、同時期に公開されていた『太秦ライムライト』(こちらは時代劇の斬られ役)と似たような印象を受けた作品でした(奇しくも両作品に松方弘樹が同じような役どころでカメオ出演しています)。話の方は、何の衒いもない、まさに「王道」の作品。決してつまらなくはありませんが、面白い!という訳でもなし… 安心して見られる一方、サプライズもありません。さすがにスタントなしのワンカットCGなしであんなに無茶な撮影にこだわる監督というのは、嘘くささが否めず、主人公を活躍させるためのご都合主義としか見えませんでしたが。芝居の方は…福士くんの役はかなり紋切り型で作為的でしたが、そこそこ似合ってました。黒谷友香の方は若干がさつさを強調しすぎで、やや不自然だったかな…加藤雅也は、自身は嫌な役にぴったりハマっていましたが、そもそもこの役、要るのかな…?
【蛇蟇斎狐狸窟】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-10-04 07:54:08)
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