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早春(1956) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 早春(1956)
製作国
上映時間144分
劇場公開日 1956-01-29
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
倦怠期の夫婦、ついに夫が不倫を! というと、暗いイメージを抱いてしまうけど、
小津作品としては異色の設定でも、主人公であるサラリーマン族の悲哀やペーソスを中心に、
あくまで軽快なタッチで描いてます。もちろん主人公の不倫のほうも。
それがどうしても物足りなさを感じてしまう。不倫以外のエピソードは他の作品でも観れるし、
同監督の「風の中の牝鶏」ぐらいはぶつかってくれないと、面白味がない。
もうこの頃の小津作品はカラーも決まっちゃってるし、仕方がないのかなとは思うけど、
不倫のエピソードを入れた意味をあまり感じなかった。というわけで、
小津色は色濃く出ている作品ではあるので、小津ファンなら十分楽しめるかと。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 5点(2011-11-23 06:57:42)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 7.29点
作品の点数分布
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5414.29%
6621.43%
7414.29%
8725.00%
9621.43%
1013.57%
作品の標準偏差 1.46
このレビューの偏差値 39.28
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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