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赤線地帯 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 赤線地帯
製作国
上映時間86分
劇場公開日 1956-03-18
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
溝口監督の視点から、赤線地帯で働く女性たちの姿と生き様を余すことなく描いた作品。
売春防止法が制定された年の作品ということで、リアルタイムの題材が非常に興味深い。
これといった主役のいない中で、様々な女優たちが娼婦役を演じているが、勝ち気な性格の若尾文子と、いかにも能天気な京マチ子のキャラはやはり存在感あり。
他の女性たちが女の弱さを描写していたのに対し、二人にはどんな逆境にも負けない逞しく生きようとする姿が垣間みれた。そのあたりが本作のテーマか……?
女を描かせたら日本一、溝口監督の遺作です。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 6点(2013-03-02 06:29:43)
その他情報
作品のレビュー数 33件
作品の平均点 7.06点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.98
このレビューの偏差値 39.02
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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