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《ネタバレ》 デジタルリマスター版再上映にて鑑賞。あの音楽を大音量で堪能できるのが素晴らしい。もうノリノリ。
ユーゴスラビアの半世紀余りをコミカルに、寓話的に綴っているが、そこに描かれるのは人間の「したたかさ」。時に騙し、時に嘘をつき、時に暴力をもって、したたかにしたたかに生き延びてゆく人々。たびたび繰り返される饗宴は、理不尽な不幸に押しつぶされず、されどそこから逃げ出さない、ある種の「覚悟」をまとっているようだ。 何よりこの映画全編から伝わってくるのは「辛いことばっかり続いてるように見えるけど、それでも俺達は何とか楽しく生きてるよ」とのメッセージ。2時間51分は観るのに気力体力を使い果たしますが、鑑賞後に残る物は全ての映画の中で随一。一番大好きな映画作品です。 【おはぎ】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-04-28 01:26:20)(良:2票)
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