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妻は告白する のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 妻は告白する
製作国
上映時間91分
劇場公開日 1961-10-29
ジャンルサスペンス,法廷もの,モノクロ映画,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 真実が徐々に顕わになっていくような法廷サスペンスとしての面白さはさほどないものの、ザイルを切った本当の理由、そして雨に濡れて会社にやってくるあの名シーンのつながり方がすごいです!
それに、無罪判決の瞬間をあんなにあっさりと・・・。このシーンを「無罪!ジャジャ~ン!」と安い2時間ドラマのように妙に盛り上げないのは、この映画の鑑賞ポイントは、無罪だろうが有罪だろうが、そんなことはどっちでもよくて、彩子の愛情表現こそがこの映画のテーマだからなんでしょうね。こういう見せ方、作り手の意志がしっかりと伝わってくるし、とても印象に残ります。
個人的なことですが、映画はいつも、誰が出ているかではなく誰が作ったかで観る観ないの目安にしていますが、若尾文子だけは別。映画としての評判はさほど高くなくても、この人が出演しているとわかれば、まず観ます。観客にそう思わせる力のある俳優さん、今はほとんどいないのではないでしょうか。
ramoさん [DVD(邦画)] 7点(2014-07-06 17:21:26)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 7.32点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.71
このレビューの偏差値 48.91
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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