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《ネタバレ》 あまり利口とはいえない人間にとって、社会は刑務所よりも厳しい環境なのかもしれませんね。
夢を求めてアメリカへ・・・というあらすじから、もう少しワクワク感のある映画かと思ったら、どんよりしたトーンでパッとしない、最後はもう救いようのない結末でした。 踊ったりピアノを弾いたりするニワトリは、当時の社会の象徴なんでしょうか。生きるために踊り続けなければならない、それができなかったシュトロツェクは社会に抹殺されるしかない・・・という皮肉なのかもしれません。 でも、彼らがアメリカにやってきた時、そして一人で立ち去ろうとした時のギラギラした夕焼け空、それに合わせた音楽など、印象に残るシーンも多く、映画としてのクオリティは高いと思いました。 ところで、アメリカの競売人ってみんなあんな感じ? あれは笑いどころなんでしょうか?(笑) 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-08 16:46:23)
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