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《ネタバレ》 やっぱりダメですねー、別れた恋人と未練たらたらのままで会うのは・・・。男女間でも同性愛者でも、あのような結末になってしまうのは必至。
新しい恋人とのセックスに満足できていないというわずかな心の隙間に、アデルのひたむきな気持ちと過去の快楽が突き刺さり、一瞬心が揺らぐエマですが、「今は別の人がいるの。分かるよね」と、まるで自分自身をも諌めるように、そして「でも死ぬまで思いは抱き続ける」とアデルを思い遣るやさしさ。 ここを機に、アデルも一歩前に進める気配がわずかでもあれば救われるのでしょうが、ラストの、気持ちの整理がつかないまま展覧会に来てしまい、最後はあの切ない後ろ姿・・・。 でも映画としては素晴らしかったですね。同性愛を強調したり理解を求めるような作りではなく、恋愛の本質がまっすぐに描かれていて、安っぽいテレビドラマとは比較にならない、骨太の映画表現を楽しむことができたと思います。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-30 19:50:23)
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