Menu
 > 作品
 > キ行
 > ギリシャに消えた嘘
 > ramoさんのレビュー
ギリシャに消えた嘘 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ギリシャに消えた嘘
製作国米,英,仏
上映時間96分
劇場公開日 2015-04-11
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 サスペンス的な観点から見ると、ひねりも緊迫感も何もない、あまりにもベタ過ぎな展開。最後くらいはひと工夫あるのでは?と思ったら、走って逃げて撃たれて死ぬって・・・昭和の刑事ドラマのようでした。

じゃあ、鑑賞ポイントはヒューマンドラマ的なところか?と思ったら、これまた中途半端。3人の主要人物、キャラの作り込みが浅過ぎ! おかげで、人間関係の描き方も適当に見えてしまい、ただの思いつきを並べてつなげたような印象。特に、コレットとライダルが魅かれ合うって感じが全然しなくて、「もしかしたらこれ、大どんでん返しのためのトラップか!?」と思ったほど不自然でした。
また、父親云々というポイントも、ライダルが、つい最近死んだ父親とうまくいってなかったという序盤の伏線とラストとのつながり、まるで「映画の作り方」というマニュアルの例題に当て嵌めただけ、という感じがして、まったく心に響きません。

異国情緒漂うギリシャを中心とした逃亡劇に、男女関係・人間関係の心理描写を絡めつつ・・・という映画的な仕立て方を狙ったのでしょうが、もう、何もかもが平均点以下で、どこか褒めるところはないかと探しても、何も見つかりませんでした。
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 2点(2017-09-02 18:44:12)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 5.93点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
216.67%
316.67%
416.67%
516.67%
6746.67%
716.67%
816.67%
9213.33%
1000.00%
作品の標準偏差 1.88
このレビューの偏差値 38.85
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ギリシャに消えた嘘のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS