Menu
 > 作品
 > ハ行
 > 春のソナタ
 > ramoさんのレビュー
春のソナタ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 春のソナタ
製作国
上映時間112分
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 高校の哲学教師ジャンヌ、18歳のナターシャ、ナターシャのパパ、パパの恋人エーヴ。4人の間でいろいろあったけど、最後の首飾りでナターシャをこじらせていた原因も解決し、なんかこれからうまくいきそうな予感。「人生ってステキ!」の締め台詞と同時にヴァイオリンソナタも加わって、春の訪れのように、ほんわかやさしい余韻に包まれました。

ロメールの映画では、交わされる会話のひとつひとつ、インテリアやファッション、フランスの街や美しい自然等、すべてが洗練されていて、この作品では特に「花」が印象的でした。
ジャンヌがナターシャの部屋に飾った花、別荘に咲くライラックなどの花々、そしてゲールからジャンヌに贈られた花は、恋人マチューの部屋でしおれていた花(=ジャンヌの精神状態)と取り替えられ、ジャンヌもナターシャ同様、こじらせていた自分から脱却したことを表現しているように思えました。
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-11 20:33:37)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 7.12点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5112.50%
6112.50%
7450.00%
800.00%
9225.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.27
このレビューの偏差値 49.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
春のソナタのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS