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海辺のポーリーヌ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 海辺のポーリーヌ
製作国
上映時間95分
劇場公開日 1985-06-15
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 「大人の事情」のシワ寄せで、恋愛の苦みを味わったポーリーヌ。将来「私も昔はイタい時代があったよなぁ」と苦笑いできる女性に成長できればいいのですが、まわりの大人がこんなのばかりではねぇ・・・(笑) 大人のズルさ・オトコの身勝手さもさらっと薄味で見せることで重苦しさもなく、多少のすったもんだも海辺のバカンスの能天気さでノープロブレム、まさに「喜劇と格言」という言葉にピッタリの内容でした。
それにしても、出てくる大人はいいトシこいてガキみたいな奴ばかり。コイツらを見てると、日本の若い世代がバカだらけだったバブルの頃を思い出します。「バカンス先でアバンチュールを楽しむのがおしゃれ」とかほざいていた女子大生とそれに群がる下衆男、そんなシチュエーションに憧れて大人の階段を上りたがる小娘たち。こんな風潮も日本は一過性のブームで終わりましたが、フランスの恋愛体質ってこういうもの? 映画としての出来は悪くないと思いますが、描かれる恋愛観と自分の恋愛経験の質とが違い過ぎるようで、いまひとつ好きになれない内容でした。
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-04 18:18:26)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 6.75点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.53
このレビューの偏差値 42.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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