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雁の寺 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 雁の寺
製作国
上映時間98分
劇場公開日 1962-01-21
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 何なんだ~、この面白さは!! いや、面白いというより、ものすごい!と叫びたくなるような映画でした。慈念が、出生の過去から逃れてやってきた寺でもアホ坊主にいじめられ、それでも健気に頑張っていくのか・・・と思ったら、心を惑わす里子の存在。だんだんと寺の仕事も任されるようになり、そうなると、あんなアホ坊主のひとりくらいは・・・となるのは当然の展開ですね。不謹慎ながら、これで里子と慈念はめでたしめでたしというブラックな締め括りかと思ったら、いい意味で裏切られました。そんな安っぽい話ではありませんでしたね。ラストの、白黒からカラーへの転換、賛否両論あるでしょうし、自分もあれがいいのか悪いのか理解できませんが、とにかくすごい挑戦だと思います。印象深かったのは、慈念の「トンビはね、ためてますねん」というセリフで心の葛藤を表現するシーンはすごかったです。サスペンス調になった時のカメラワークも斬新だし、なんといっても若尾文子のエロさがハンパないです!特に「また見られてしもた」は、最高でした(笑)
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-10-22 22:20:56)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 7.80点
作品の点数分布
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716.67%
8426.67%
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作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 54.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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