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《ネタバレ》 『9』がわけのわからんマシンを起動させなければ、『1』も『2』も『5』も『6』も『8』も死ぬことはなかった。なのにハッピーエンドみたいな終わりかた。『僕たちがここを守っていくんだ』というよくわからないラストのセリフ。
『9』がみんなの救世主ならまだしも、今回のパニックの原因作ったのはコイツ。なのになぜか劇中では主人公扱いされる主人公。決死の覚悟で望む『9』に、『7』の『あなたがいてくれないと・・・!』のセリフに、『そうか?』とつっこまずにはいられない。 どうもこの作品、私とは感性が合わないみたいです。 武闘派が『7』と『8』の2人だけってのも物足りない。 『個性的な武器、技、特殊能力』『9人揃ったとき、真の力が解放される』そーゆー王道的なノリがあってもいいんじゃないだろうか。これではあまりに中途半端なアクションアニメ。 アニメーションは凄く良かったです。スピード感、臨場感、申し分なし。アニメでしか表現できないアングルがたくさんあるのが楽しい。 やっぱシナリオかな。 『深みのあるストーリー。衝撃的なオチ』 『カラッと単純明快、勧善懲悪エンターテイメントムービー』 どちらかに集中してくれれば良かったように思います。中途半端は良くないですね。 おいしいところ取りしようとして、『二兎追うものは一兎も得ず』みたいな作品になっちゃいました。 【たきたて】さん [DVD(吹替)] 5点(2020-05-11 14:51:18)
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