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《ネタバレ》 アクションとラブコメのバランスが絶妙。トム・クルーズとキャメロン・ディアスの持ち味がよく出ています。とくに前半が絶品。
どんな危機的状況でも、余裕かましまくりのスーパーエージェントぶりがとにかく痛快。こんな痛快な気分を味わったのは久しぶりです。で、そんなトム・クルーズに振り回されるキャメロン・ディアスが、面白おかしく、かわいらしい。確かに二人とも歳を重ねましたが、若かりし頃と変わらないはっちゃけぶりが楽しいです。 中盤以降はやや失速。原因はトム・クルーズ演じるロイ・ミラーのお笑いレベルがやや落ち着いちゃったこと。最後まで人を食ったような性格でまわりの人間をおちょくり続けてほしかった。 ロイとジューンの立場が終盤になって入れ替わっていくシークエンスはコテコテだけど好き。新しいネタも良いですが、自分の好きなネタを取り入れる映画が好きです。 ロイの実家をジューンが訪れたとき、ロイの身の上話が真実だとわかり、もう一度ロイを信じるジューンの表情が良い。おばかなラブコメやアクションだけでなく、こーゆーさりげないドラマを差し挟むのが、ちょっと上品で、なんか良い。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-06-23 01:24:17)(良:1票)
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