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ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
製作国
上映時間142分
劇場公開日 2011-10-29
ジャンルドラマ,サスペンス,コメディ,ファンタジー,法廷もの,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》  落ち武者の幽霊をアリバイの証人として証人喚問する発想がすでに秀逸で、そのアイデアを映画に活かしてくれただけでも大満足です。
 ただ、ほかの方達も言及されているように、同居人のTKOとの別れのシーンや、阿部つくつくの2度目の登場シーン、極めつけは父親の宝生輝夫の登場など、蛇足感満載の雰囲気が中だるみをひきおこし、映画全体にとって邪魔なスパイスになっているのもまた事実。
 ですが小ネタのシーンが邪魔に感じてしまったということは、それだけ、本筋のストーリーに魅力があり、楽しませてくれる映画であったとも思えます。深津絵里、西田敏行、阿部寛三人のやりとりは何とも魅力的だったし、あの三人が頭を悩ませながら裁判を闘っていくシーンをもっとメインに見たかったものです。
 やはり詰め込みすぎ、盛り込みすぎ、遊びすぎの感は否めないでしょう。
 ラストも、宝生エミに六兵衛の姿が見えなくなってしまった瞬間、なんともいえない切ない気持ちになり、なんて素晴らしいラストなんだろうと思っていたのに、なぜそこからさらに続けてしまったのか・・・・しかも父親の姿を出すなんて、しかもそれが草薙剛なんて、しかもコメディタッチでしめくくるなんて。はあ、もったいない。
たきたてさん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-20 15:54:19)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 90件
作品の平均点 6.01点
作品の点数分布
000.00%
133.33%
233.33%
344.44%
455.56%
5910.00%
62527.78%
72426.67%
81617.78%
911.11%
1000.00%
作品の標準偏差 1.78
このレビューの偏差値 53.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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