タイトル名	イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
製作国	米
上映時間	134分
劇場公開日	1986-02-08
ジャンル	アクション,ドラマ,犯罪もの,刑事もの,ヤクザ・マフィア,小説の映画化

《ネタバレ》　　それぞれの信念をもとに行動する、若い刑事と、若いマフィア。
　二人が望んでいるのは既存権力の打破であり、改革。
　立場は違えど、本当に似た者同士の二人。
　この二人に、なんとなく政治家の橋本さんがかぶってしまうのは僕だけでしょうか。
　しかし二人は周囲に理解されることなく、次第にそれぞれの組織の中で孤立していきます。僕には正直この孤立が一番見ていて恐ろしかったし、この二人にもう少し幅広い視野を持って欲しかった。
　これでは勢いだけの底の浅いマフィアもの映画と思われても仕方がない・・・
　それから、スタン、奥さん、記者の三角関係に力を入れすぎてしまったのも、この映画について言えばプラス効果よりマイナス効果のほうが大きい気がします。
　映画の軸がぶれてしまっているように見えます。
　中盤からはまったく両者に感情移入できず、醒めた目でしか見ることができませんでした。

作品のレビュー数	65件
作品の平均点	6.62点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 5 7.69％ 5 7 10.77％ 6 20 30.77％ 7 17 26.15％ 8 10 15.38％ 9 4 6.15％ 10 2 3.08％
作品の標準偏差	1.40
このレビューの偏差値	36.65 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値