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《ネタバレ》 エリジウム、まるでガンダムに出てくるコロニーみたいですね~。
ニール・ブロムカンプ監督は、実はガンダム見たことあったりするんですかね~。 さて、『第9地区』の監督さんですから、かなり期待して見ちゃったところはあります。 エイリアン出てこなくて残念。 でも『死にたくないから、命をかけてエリジウムを目指す』という単純明快なプロットが最高に良いです。 最近のSFらしからぬ、このわかりやすさ。 やっぱ映画と言うのは、限られた時間でひとつの物語を見せきらないといけないわけですから、『わかりやすさ』っていうのは非常に重要なファクターなのかもしれません。 わかりやすければ、人物に感情移入しやすくなります。 わかりやすければ、作品世界に没入しやすくなります。 昔の映画はわかりやすいのが多かった。 この監督さんは、昔の映画の良さと最新の映像技術を融合させた、実はトンデモ素晴らしい監督さんなのかも。 作中の四大悪、選民思想デラコート、狂人クルーガー、利益至上主義カーライル、名もなきパワハラ上司、このうち3人にしっかり天罰を与えてくれるのが良い。願わくば、パワハラ上司も相当嫌なやつだったので、何かしらの報いを受けさせてほしかった。 劇中、さまざまなウェポンが出てくるのが楽しい。 お気に入りは、体にくっついて爆発する爆弾と、レーザーを無効化するシールド。 きったない世界に光るレーザー兵器。最高です。ちょっとスターウォーズみたいですよね~。 そんななか、従来の重火器やサーベルまで活躍しちゃうもんだから、武器の見本市みたいで楽しい。 マット・デイモンは大好きな役者さんですが、どーしてもジェイソン・ボーンのイメージがあるので、変に期待しちゃいますね。 ま、もちろん今作での戦闘能力は普通なわけで、最後まで痛々しい姿ばかりでした。 ラストはちょっと残念な結果ではありましたが、自分の命とひきかえに愛する人の娘を救ったわけですから、ある意味ハッピーエンドかな。 でも主人公死んだのに、娘が助かったからって、フレイが満面の笑みで幸せそうにしているラストになんかもやる・・・ 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2025-05-22 03:22:51)
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