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猿の惑星:新世紀(ライジング) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 猿の惑星:新世紀(ライジング)
製作国
上映時間130分
劇場公開日 2014-09-19
ジャンルアクション,SF,アドベンチャー,シリーズもの,小説の映画化,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》  よくよく考えてみると人類が、というより人間の文明や社会が崩壊しちゃう未来は決まってしまっているわけで、バッドエンドに突き進む映画を見るのってモチベーションが上がりません。
 ところが見始めてみると出だしはいきなりサル社会。主観をうまくずらされたおかげで、すんなりこの世界観に入っていけました。
 アクションは及第点だし、映像の迫力は言わずもがな。ストーリーそのものも、割と希望を感じさせるような進め方で悪くないです。送電がうまくいき、音楽が鳴り始めたときは感動します。なんとなく今当たり前にあるもののありがたみを感じるワンシーンでしたね。
 舞台が狭すぎるという批判もあるようですが、個人的には限られたエリア内での攻防に終始したのは良かったのではないかと思っています。
 人間側にもシーザー側にもトラブルメーカーがいて、この人たちが事態が好転しそうになると必ずぶち壊すというわかりやすいシナリオ。
 これって、もし『銃』が無ければたいしたトラブルも起きずすべてがうまくいってた可能性があります。人と人との争いや、戦争の一番の原因になっているのは結局のところ銃なのかと思っちゃいます。とゆーことは、この映画そのものが銃社会に対するアンチテーゼみたいな役割を担っているのでしょうか。
 まあそれは置いといて、映画としてはちゃんと面白かったです。シーザーの息子が良い味出していました。コバに洗脳されつつも、コバの恐怖政治には懐疑的で、ぎりぎりのところで自分を見失わないキャラクターが映画に深みを出していました。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-02-20 09:39:51)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 55件
作品の平均点 6.42点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.82%
323.64%
4610.91%
559.09%
61221.82%
71527.27%
8916.36%
935.45%
1023.64%
作品の標準偏差 1.72
このレビューの偏差値 51.96
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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