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幕が上がる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 幕が上がる
製作国
上映時間119分
劇場公開日 2015-02-28
ジャンルドラマ,青春もの,学園もの,アイドルもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  全然ダメというわけではありません。
 例えば、百田夏菜子演じる高橋さおり。
 吉岡先生の前でふてくされるシーン。心の中で悪態をつくシーン。そーいったものは自然な演技ですごく良かった。
 一方、ちょっと長めの『語り』になると、途端に拙さが出ます。
 『真面目なセリフ』『クサいセリフ』『自分語り』などは顕著に出ます。
 そのセリフの中身の青臭さと、セリフ回しの拙さがあいまって、もうかゆくて見ていられないレベル。
 また、脇を固める黒木華、ムロツヨシ、伊藤沙莉がうますぎて、実力差が悲しいほどに出ちゃってます。
 一度それが気になりだしちゃうと、なかなか物語に入り込めないものですね。
 他の高校の演劇シーンも挿入されるのですが、それがまた上手いわけです。
 とてもももクロメンバーの演技力で全国は無理だったと思うので、県大会がスタートするところで終わらせたのは、タイミングとしてはベストだったと思います。また、映画のタイトルをここで最後の最後に入れてくるのは、ニクイ演出です。
 また、有安杏果だけでなく、百田夏菜子やしおりんも舌っ足らず。あーりんは棒読みが多い。
 そんななか、高城れに演じる『がるる』だけは、なんの違和感も感じませんでした。
 もしかして、ももクロのなかじゃ一番演技がうまいのはれにちゃんなんじゃ・・。
 退屈になりそーな映画を支えていた立役者の一人は、まちがいなくれにちゃんだと思います。
 そしてなんと言っても黒木華演じる吉岡先生が素晴らしかった。
 完全にももクロを食ってしまう、圧巻の演技力。吉岡先生が途中で離脱しちゃったときは、この映画の行く末どーなんのと、本気で心配してしまうくらい。本作は、黒木華にかなり助けられている印象です。
たきたてさん [DVD(邦画)] 5点(2025-06-07 01:36:37)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 6.70点
作品の点数分布
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6626.09%
7313.04%
8313.04%
928.70%
1028.70%
作品の標準偏差 1.63
このレビューの偏差値 43.59
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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