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ケープタウン(2013) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ケープタウン(2013)
製作国
上映時間107分
劇場公開日 2014-08-30
ジャンルアクション,サスペンス,犯罪もの,刑事もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  ハリウッド映画とは一味も二味も違う緊張感漂うサスペンス。
 人気の少ないビーチで、釣りをしている人やのんびりしている若者たちに聞き込み。
 よくある刑事ドラマのワンシーン。
 ・・・かと思いきや、そこから突然の急展開。こんな序盤で、死にそうにない人がまさかのリタイヤ。まさかの惨劇。
 こーゆーのはアメリカ産の映画では、なかなか味わえない痛みかもしれませんね。
 ストーリー自体は、まあよくありそうな感じ。麻薬に見せかけた新薬の人体実験を、ホームレスの子供たちでやってたっていうのが真相。で、その警護にあたっていた人物が、薬物をくすねてナンパした女に使い、その女が狂暴化したので頭にきて殴り殺しちゃった。その女性の殺人事件と、子供たちの行方不明事件を刑事たちが追っていくうちに、真相が次第に明らかになっていくというもの。
 ミステリー的な面白さはそこまで感じませんが、なにしろ過激な描写やスリリングなシーンが多い。
 だから中盤までは固唾をのんで成り行きを見守り、これはとんでもない隠れた名作なんじゃと思ったものです。
 後半になるにつれて、徐々にパワーダウン。
 黒幕の博士も施設から逃げ出したらただのしょぼくれた老人。
 ラストの砂漠での追いかけっこはやたらと長くてダレます。
 歴戦の強者って感じで出てきた軍人も、わりとあっさりブライアンとの撃ちあいに敗れちゃう。
 まあ、それがリアルと言えばリアルなのかもしれませんが、何とも物足りない。
 だって犠牲になった人たちは、みんなそりゃもうひどい目に遭ったのに・・・。悪者たちはもっとめちゃくちゃにしてほしかったです。
 ハリウッド映画みたいなザ・ハッピーエンド、って感じではなく、あまりに犠牲が多いので、事件が解決しても爽快感や満足感はそこにない映画です。
 
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-15 00:11:47)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 6.19点
作品の点数分布
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6850.00%
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816.25%
900.00%
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作品の標準偏差 0.81
このレビューの偏差値 62.46
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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