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《ネタバレ》 予想の何倍も良かった・・・最初のうちは・・・。
もうめっちゃいい映画、共感しまくり、・・・・最初のうちは・・・。 ヒロイン成瀬の両親がまじでクソ親で毒親。すべて自分達が悪いのに、何を全部娘のせいにしてんねん。最低です。 ・・・という気持ちからスタート。当然成瀬を応援する気持ちで物語は始まるわけです。 そしてヒロインを支えるもう一人の主人公、拓実。こいつがいいやつなんだ~。『ふれ交』の実行委員、仁藤と田崎も最初は反発しながらも、次第に4人は一枚岩になっていきます。そのプロセスは青春もののエッセンスがこれでもかっていうくらいつまってて良いです。 脇役たちも良い味出しています。 最初は乗り気でないクラスメートたち。 でも実行委員の4人の友人たちが協力を名乗り出ると、少しずつクラスメートたちも協力的に。 定番ですけど、こーゆーノリ好きです。 そして拓実は言う、『成瀬の本当に言いたいことを歌に乗せよう』 とても良いです。感動的です。ベタで王道だけど最高です。 とまあ、ここまでは良かったんですが、問題は恋愛問題ですよ。 終盤になって。なんか恋愛動き出して。 いや、別にそれは良いんです。恋愛パートあったって。それ自体に反対はしません。 その直後ですよ。 拓実が自分に恋心を抱いていないとわかった成瀬、まさかの『ふれ交』当日ドタキャンという暴挙に出ます。 正気を疑います。 それはないわ。 これだけの人を自分の都合に巻き込んでおきながら。 ラブホの廃墟でどれだけ拓実と成瀬の心の交流描かれたって、全然入ってこないんですよ。 ミュージカルのほうが気になっちゃって。 なぜなら私は常識と良識がありますからね。 つまり、そーゆー至極まともな人にとっては、最後大きく落胆させられること間違いないのです。 このシナリオ書いたひと、『自分達さえ良ければそれでイイ』って思ってますか? ついでに言うと、田崎のラストの告白はマジで蛇足。 メンヘラ女と粗暴な田崎じゃ絶対不幸になるから、やめときな。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 6点(2025-05-20 02:41:12)
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