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《ネタバレ》 『これがメイズ・ランナー2だ!』って言われたら、『え?これってメイズ・ランナーなん?』って言いたくなる気持ちもわからんでもない本作。でもアドベンチャーアクションとしては、なかなか楽しませてもらえましたよー。
砂漠の中の『壊れかけの建物』の中での追いかけっこなんか、迷路と言い張れないこともないしww。 ま、1作目の巨大迷路の入口がばーんって出てきたときのインパクトに匹敵するものは、本作にはなかったかなぁ。 まさかのゾンビもの。個人的好みで、1作目よりかは楽しませてもらいました。 それに、冒頭から緊張感ある展開が続き、その勢いで最後まで突っ走るので、中だるみらしい中だるみもありません。 序盤は隔離施設からの脱出ゲーム。 前半から中盤にかけてはゾンビ相手のサバイバルゲーム。 ラストは組織vs組織の生き残りをかけた戦争ごっこ。 それぞれ異なるタイプのノリで楽しませてくれるのも良かったです。 その一方で、1つ1つのエピソードが大変薄味になってしまったことも否めません。 いろいろつめこんじゃったことが、長所にもなり短所にもなっています。 特に序盤かなぁ。早々と施設を出てしまったことで、いろんな謎を置き去りに。人体実験の一言で片づけられてしまって、なかなかの消化不良。 脱出したあと最初に出会う謎のコミュニティも、味方かと思いきやなんだかヒャッハーな人たちの集まりで、気付けば逆さづりにされちゃってます。そんな仕打ちを受けながら、気付けば仲良くなっている主人公たち。このあたりから登場人物達が何を考えているのか次第についていけなくなります。 ついさっきまでゾンビに追いかけられていたと思ったら、次の瞬間にはよーわからん集落にでて、正体不明の液体飲まされて、幻覚にさいなまれて、書いているだけでいったいなんのお話なのかわけがわかりませんねww。 もう中盤のストーリーはぐっちゃぐちゃです。 ま、ゾンビ映画なんていつもそーだし。 いつものことと言えば、『次回に続く・・・』なんて終わり方を堂々としちゃうこの風潮、なんとかなりませんかね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2025-05-11 23:25:49)(良:2票)
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