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ファインディング・ドリー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ファインディング・ドリー
製作国
劇場公開日 2016-07-16
ジャンルアドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,ファミリー,動物もの,CGアニメ
レビュー情報
《ネタバレ》  前作で、そのうっとうしさに少々苦手なイメージがついてしまったドリー。
 今作は主役。多少の不安を抱きながら、おそるおそる鑑賞。
 結果、うっとうしさは相変わらずのドリーですが、健気に両親に会いに行こうとするその姿、凄く良かったです。
 声優さんの力によるところも大きいのですが、小さい頃のドリーが本当にかわいくて、ますます感情移入しちゃいます。
 ストーリーは単純明快ですが、二転三転する情報により、『結局ドリーの両親はどこにいるんだ?』っていうプチミステリーの要素があって面白い。
 そして魅力的な新キャラも登場。
 眼が悪いジンベエザメのディスティニー。エコロケーションが使えないシロイルカのベイリー。海が怖いタコのハンク。
 うーん、さすがディズニー。誰も彼もが愛すべきキャラに仕上がっていますね。
 そして言わずもがな映像のクオリティの高さ。ついにここまできたかというビジュアル。
 特に水面、そして『水面から見る地上の景色』は実写と見紛うばかり。更にはオープンオーシャン(大水槽)を遠景で眺めたときの画は言葉にならないくらい美しい。
 ラストがちょっとひっぱりすぎですが、ドリーが貝殻を見つけてたどっていくシーンは文句なしに感動のシークエンス。
 こんなに完成度の高い名作なのに、タコのハンクがベビーカーを走らせたり、トラックを運転したり、行き過ぎた擬人化がとても残念。興が冷めちゃいます。
 あくまで『魚達の世界』の限界を超えない範囲で、夢のあるアドベンチャーを見せて欲しかったですね。
 『何でもアリ』ってゆうのは、少なくともこの作品には相応しくなかったと思います。
たきたてさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2017-05-16 01:17:39)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 6.81点
作品の点数分布
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200.00%
300.00%
426.45%
539.68%
6825.81%
7619.35%
81032.26%
926.45%
1000.00%
作品の標準偏差 1.33
このレビューの偏差値 56.75
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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