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クローバーフィールド・パラドックス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クローバーフィールド・パラドックス
製作国
上映時間102分
ジャンルホラー,SF,シリーズもの,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》  宇宙系の映画って、マニア気質、オタク気質のものがとても多いです。作り手側ばかりが盛り上がって、見ているほうは何がなにやらさっぱり。それにこの内容で『クローバーフィールド』を冠するってどうなの?1作目とも違えば、2作目とも違う。せめてどちらかの続編であってほしい。
 『壁にめりこむ』『ミミズボンバー』などなど、映像技術の進歩により、視覚では楽しませてくれます。でも逆に言えば、それしかない。プロット的、ストーリー的面白さがまるでないのです。映画がつまらなすぎて間がもたないから、ショッキングな映像で無理矢理間をもたせているようです。
 唯一の長所は、『続きが気になる』。ただそれだけ。
 内容は明らかに詰め込みすぎ。『宇宙船パニック』『エイリアン襲来のパニック』『2つのパラレルワールド』『裏切りサスペンス』。盆と正月がいっぺんにきちゃったような内容。そもそも、2つのパラレルワールドが交差しちゃうほど次元がねじれちゃったせいで、船内は何でもアリの状態に。予想をはるかに超えることが次から次に起こっちゃう。だから『リーダーの自己犠牲』のシーンとか、『ジェンセンの最後の裏切り』とか、何のインパクトもない。
 ハミルトンの子供たち、もう一つの世界では生きている。違う人生を歩んでいる。明らかに今の自分より幸せそう。その設定自体は面白い。ですが作り手側がそのシチュエーションに陶酔しちゃって、もう一人の自分にメッセージを残すシーンは明らかにくどい。
 ハミルトンのだんなが地球で救う子供とか、いったい何のためのエピソードだったのか、必要性が感じられない。
 ラストのオチは、まあ好き。『地球は今とんでもないことになっているよ』ってのは面白い。でも夢も希望もないですね。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2020-01-23 13:17:27)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 5.38点
作品の点数分布
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200.00%
3112.50%
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5450.00%
6112.50%
7225.00%
800.00%
900.00%
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作品の標準偏差 1.22
このレビューの偏差値 34.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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