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ヒックとドラゴン 聖地への冒険 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ヒックとドラゴン 聖地への冒険
製作国
上映時間104分
劇場公開日 2019-12-20
ジャンルアクション,アドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,小説の映画化,CGアニメ
レビュー情報
《ネタバレ》  映像の美しさが半端じゃない。特に『水』や『砂』の描写はその質感まで感じ取れるクオリティ。本物を超えちゃっているんじゃないでしょうか。映像だけでも一見の価値ある作品です。
 今作は人間達がドラゴンから自立するお話。
 ヒックたちバーク島の人間は、ドラゴンたちを保護し、悪い人間から守っていました。でも実はドラゴンたちに依存していたのは人間達のほうだったっていう真実。オープニングバトルでの母親の一言。『ちょっとあなたたちドラゴンに頼りすぎかもね。』まさにこれが今作のテーマ。すでに伏線は張られていたわけです。
 ですので、前半や序盤はドラゴンたちと共に戦うシーンが多く、後半はヒックたちがドラゴンの力を借りずに自分達の力だけで戦う構図が出来ています。そして勝利を掴む。これこそがこの物語の帰結点。
 いつもだったらクライマックスは巨大なボスドラゴンと、ヒックたちバイキングとドラゴンのど派手な戦いで幕を下ろすのですが、今作はなし。いつもとは違うラストバトル。それはそれで面白いのですが、やはりドラゴンが脇に追いやられてしまうとなんとなく物足りない感じはしちゃいますね。
 切なくも美しい別れを描き、有終の美を飾る本作。
 最後にそれぞれ家族を築いたヒックとトゥースの再会が描かれます。ファンとしては嬉しい限りですが、映画としては蛇足かもしれませんね。
たきたてさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2021-03-24 10:53:14)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 6.86点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.83
このレビューの偏差値 66.47
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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