Menu
 > 作品
 > ソ行
 > 訴訟
 > たきたてさんのレビュー
訴訟 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 訴訟
製作国
ジャンルドラマ,法廷もの
レビュー情報
《ネタバレ》  ジーン・ハックマンは言わずもがな、娘の女弁護士さんの「何かに気付いた時」の間の取り方と表情の作り方の演技がすばらしく、またそのシーンで挿入される音楽が完璧にマッチしていて、作品全体にただならぬ緊張感をもたらしていました。この空気感最高です。
 裁判で扱っているテーマも非常に興味深いものでした。マイケル・サンデルの「ハーバード白熱教室」で、車の企業が実際に欠陥車の回収費用と、欠陥車による事故死の賠償金の合計費用を天秤にかける具体例が紹介されていたので、この映画で全く同じ内容が出てきて驚きです。正直活字で読むだけよりも、この映画の1シーンで説明されたときのほうが衝撃が大きかった。
 親子のドラマとして、法廷ドラマとして、非常に面白い作品であると同時に、観る人を選ばない万人向けの作品だと思いました。
 ラスト、3千万ドルでもなく、5千万ドルでもなく、1億ドルなら良いんかい!というところだけ納得いきませんでした。
たきたてさん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-26 17:12:18)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 6.56点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5425.00%
6637.50%
7212.50%
8212.50%
916.25%
1016.25%
作品の標準偏差 1.46
このレビューの偏差値 61.49
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
訴訟のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS