Menu
 > 作品
 > ウ行
 > ウォルター少年と、夏の休日
 > たきたてさんのレビュー
ウォルター少年と、夏の休日 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ウォルター少年と、夏の休日
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2004-07-10
ジャンルドラマ,コメディ,アドベンチャー,ファンタジー,ファミリー
レビュー情報
《ネタバレ》  思っていたよりコメディ色が強く、ストーリーが浅いです。人物の描き方も表面的。
 一つ一つのエピソードはそれなりに面白いです。
 『隠し財産』『ファンタジックな武勇伝』『謎のライオン』『若者達との乱闘』『セールスマン』
 小さなエピソードの積み重ねが、なにか一つの本流を生み出しそうで、でも実際には何も起こらない。それぞれのエピソードは何かのメタファーに留まっているような印象です。
 そもそも原題を知らなかったことが問題かもしれないです。『中古のライオン』という原題を先に知っていれば、本作をまた違った目で鑑賞していたかもしれません。『ウォルター少年と夏の休日』。わかりやすくとっつきやすいですね。でも間違った先入観を与えてしまうタイトルはどうかと思います。まるでウォルター少年の成長日記を予感させるようなタイトルですよね。ですが実際は『ハブとガースの物語』でしょう。ウォルター少年は二人を見るレンズ的な役割にすぎません。
 ガースとハブのキャラクターは非常に良かったですね。
 それに対して二人以外の登場人物は、『嫌な奴はこう』『馬鹿な奴はこう』と、型にはまった人物造形で、全く人間味を感じません。
 そう、まるで小学校の国語の教科書を見せられているような感覚です。
 悪い映画ではありませんが、面白くもないですよね。
たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2016-11-22 15:09:18)
その他情報
作品のレビュー数 74件
作品の平均点 6.76点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.35%
334.05%
434.05%
51013.51%
6912.16%
72128.38%
81722.97%
91013.51%
1000.00%
作品の標準偏差 1.65
このレビューの偏差値 47.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ウォルター少年と、夏の休日のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS