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大統領の陰謀 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 大統領の陰謀
製作国
上映時間132分
劇場公開日 1976-08-07
ジャンルドラマ,ミステリー,政治もの,実話もの
レビュー情報
ウォーターゲート事件の全貌を軸にしつつ、事件を追った若手記者二人の記者魂とも言うべき情熱がお話の大きな柱。さらに味わい深くしているのがW・ポスト紙の主幹、ベン・ブラッドリー氏であります。血気に逸る若手らに「まだ(ネタとして)弱い」とベテランの厳しいダメ出しを食らわせ続け、しかし敵の反攻に遭った時は「彼らを見捨てるな」と新聞社としての旗幟を鮮明にしてみせる。これぞ組織のトップ。演じたジェイソン・ロバーズも度量の大きさを感じさせ、納得のオスカー受賞でありますね。
若きダスティン・ホフマンとレッドフォード、意外にバランス良くタッグを組んでみせました。ホフマンのクセの強さに対し、レッドフォードの柔軟さが上手いこと中和作用したみたいです。ミスを主幹にどやされ、がっくりくる二人はほんとに若くて、ストーリーと関係ないところで感慨を深くしてしまうのでした。
憲法と報道の自由を守る。このワシントン・ポスト紙の理念こそが民主主義のチャンピオンたる米国の礎。"make America great again"と叫ぶ現合衆国大統領へ。アメリカの真の強さはこの映画が示しているのですよ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-08 00:30:34)
その他情報
作品のレビュー数 80件
作品の平均点 6.30点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.55
このレビューの偏差値 52.90
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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