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ママの遺したラヴソング のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ママの遺したラヴソング
製作国
上映時間120分
劇場公開日 2007-04-21
ジャンルドラマ,ラブストーリー,小説の映画化
レビュー情報
ストーリーがちょっと弱いです。弱いのだけど、観終わってしみじみと余韻が残るのも確かです。なぜってニューオーリンズの素朴な田舎風情がしみじみするのと、ヨハンソンの素敵なふくれっ面と白髪トラボルタのいかがわしい情けなさが妙にマッチして、これまたしみじみするからです。
全員“何かありげな過去”をちらつかせながら、天然なのかわざとなのかこの脚本はこちらの知りたいことの八割方しか語ってくれない。なので、キーとなる故人ロレーンの人物像があまりにもぼんやりし過ぎです。トラボルタ教授と元学生のおじさん二人の奇妙なつかず離れずの関係も分かるような分からないような。友情の混じった師弟関係プラス、罪意識の共有者だろうとは拝察できるけれど。・・と、難は多々あるけれど画と役者力でなかなか引っ張ってくれる映画ではあります。ラスト、パーシーがすたすたと墓地に向かうショットは冒頭のトラボルタのそれと背景が被るのですが、同じ画なれど新しく希望に満ちた彼女の足取りにバックの家並みも息を吹き返したようにも見えて印象的です。しみじみします。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-03-09 23:45:14)
その他情報
作品のレビュー数 21件
作品の平均点 5.48点
作品の点数分布
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314.76%
4419.05%
5628.57%
6523.81%
7419.05%
814.76%
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作品の標準偏差 1.26
このレビューの偏差値 59.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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