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アメリカを売った男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アメリカを売った男
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2008-03-08
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,政治もの,実話もの,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 クリス・クーパーによる人物造型力がすごい。この赤い唇の不気味なおっさん一人が核になって話を回しています。潜入捜査員の新人FBI君との腹の探りあいはとんでもない緊張をはらみ、こちらの胃も縮みました。
心が読めず、底知れないクリス・クーパー版ロバート・ハンセンはwikiの写真に見る本人より三割増しに不可解かつ不穏。信仰深く、家族思いの一面がありながら、妻との情交を録画して他に晒す変態性には多いに引きます。実はこっちの捜査はバレているのでは?と思わせる脚本も巧く、ずっとはらはらしながらの観賞になりました。
アメリカ史上、国家運営において最も高度に危険な犯罪者が実のところ何を考えていたのかまでは言及せずに話は終わってしまうのですが(共産主義者かどうかの描写も特に無かったですし)、犯罪サスペンスのカテゴリーとしては上位の位置付けができると思います。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-27 16:06:29)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 7.29点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.07
このレビューの偏差値 47.44
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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