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サルバドールの朝 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 サルバドールの朝
製作国スペイン,英
上映時間135分
劇場公開日 2007-09-22
ジャンルドラマ,政治もの,青春もの,歴史もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 観終わってなんだかもやっとした不快感だけが残る。物語を人に語る上でのツボを外している。サルバドール青年が不当に処刑されたことへの怒りとかフランコ独裁への抗議とか、おそらく作り手が言いたいのはそういうことだと思うけど、まったく語り足りていない。反体制運動へ身を投じたサルバの思いや、そうなった動機である独裁政権下の苛烈な市民生活といったものがてんで描けていない。看守との交流や死刑直前のじりじりした数時間にやたらと時間を割く、ここの描写は悪趣味だろうが。奔走する弁護士に苦しむ妹たち、執行人の到着。ひっぱってひっぱって観ている者に苦痛を与えるだけのここらの場面はサルバを英雄視するためのプロットに必要だとは思えないんだが。しつこく亡骸まで映すなんて、この監督はほんとにサルバを英雄とみてるのか?冒涜してるのと違うか。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-02-07 00:28:48)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 4.67点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 39.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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