Menu
 > 作品
 > フ行
 > ブリキの太鼓
 > tottokoさんのレビュー
ブリキの太鼓 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ブリキの太鼓
製作国西独,仏,ポーランド,ユーゴ
上映時間142分
劇場公開日 1981-04-11
ジャンルドラマ,戦争もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 所謂「名作」かと思っていたので、観た時はもーびっくりしちゃって。なんかもうグロかった。“耽美”じゃないただのグロ。ことさらに人間の不快感覚を刺激するべく描いているみたいだった。耳障りなオスカルの叫び声。生魚。唾液。牛の頭部の死骸からウナギ。果ては3歳児の性交。小人という畸形をビジュアルに置いて何を描きたかったんだろう。戦争が終わって小人をやめるオスカル。精神と肉体が乖離しているこの奇妙な存在と、所属先の無い自由市だったダンツィヒの混沌が象徴的に重なるのか?うまいこと読み解ければ評論家になれるのだろうけど、ちょっと私にはわからない。“ショック”という意味では、この映画、“時計じかけのオレンジ”にも匹敵するけれど、「ブリキ」で描かれるグロさは言ってみれば平凡で、大きな声では言えないがこの程度のグロテスクならば、私は軽く十や二十は考えつく。展開がことごとく予想を上回る“オレンジ”よりもずっと評価が低くなりました。
tottokoさん [ビデオ(字幕)] 5点(2013-06-11 00:49:55)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 97件
作品の平均点 6.86点
作品の点数分布
022.06%
111.03%
211.03%
355.15%
477.22%
51313.40%
688.25%
71717.53%
81616.49%
91111.34%
101616.49%
作品の標準偏差 2.41
このレビューの偏差値 46.81
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ブリキの太鼓のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS