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キャピタリズム~マネーは踊る~ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キャピタリズム~マネーは踊る~
製作国
上映時間127分
劇場公開日 2010-01-09
ジャンルドキュメンタリー
レビュー情報
《ネタバレ》 かつて‶ボウリング・フォー・コロンバイン”ではアメリカ人の精神性をも分析してみせる沈着さも見せていたムーア監督ですが、近年は世の全方位に怒りと疑問を放出し続けている感じです。今作噛みついたテーマはアメリカ資本主義。さすがに巨大で複雑すぎました。
ゲストにトップ頭脳を迎えて解説を頼むもやはり経済学者ではないムーア監督の手に余る模様で、結局は「個人」(CEOなどのトップ)の人間性の貧しさ強欲さを糾弾するいつもの手法なのでした。
一人で戦うのはもう限界だ、皆立ち上がってくれと監督は訴えて映画を締めます。もちろん米国民も腹は立てていて(この映画が影響したかどうかは不明ですが)‶大企業から献金を受けずに政治活動できる大金持ち”を選び、トランプ大統領誕生へと歴史は進みます。
そしてまたトランプによってもたらされた分断米国にムーア監督は憂いをもって映画をつくるわけで、なんだかもう果てしなく感じちゃうな。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-03-19 00:24:40)
その他情報
作品のレビュー数 27件
作品の平均点 6.22点
作品の点数分布
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6518.52%
7933.33%
8311.11%
913.70%
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作品の標準偏差 1.31
このレビューの偏差値 48.71
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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