Menu
 > 作品
 > コ行
 > ゴジラ(1954)
 > tottokoさんのレビュー
ゴジラ(1954) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゴジラ(1954)
製作国
上映時間97分
劇場公開日 1954-11-03
ジャンルドラマ,SF,ラブストーリー,シリーズもの,モノクロ映画,パニックもの,特撮もの,小説の映画化,モンスター映画
レビュー情報
《ネタバレ》 日本が誇る完璧な破壊神、今観てもこの迫力、緻密な仕事ぶりに日本のクラフトマンシップの神髄を感じて涙ぐんでしまうほどの出来栄えだ。21世紀の今、破壊される東京の街を観て私は模型だと感じなかったもの。唯一、叩き落されたヘリだけはどうしても模型だったけど。国会議事堂をバックに、燃えさかる帝都にそびえ立つ黒いゴジラのシルエット、この1シーンの見事さ、怖ろしさ、禍々しさ。当時戦禍の焼け跡をリアルに知る世代の人たちは悪夢の記憶をまざまざと呼び起こされたのではないだろうか。
ゴジラ、完璧だ。悪役だけど完璧さの美もあって、やっつけたくないという気持ちにもなるほどだ。宝田と河内が下手でがっくりくるんだけど、ゴジラが補って余りある。「皆さん、さようなら!」の絶叫とともに殉死したテレビクルーとゴジラと心中した芹沢博士、そして一度聞いたら忘れられない音楽に敬意を表して満点を献上いたします。
tottokoさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-05-01 00:09:51)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 187件
作品の平均点 8.21点
作品の点数分布
000.00%
110.53%
200.00%
310.53%
442.14%
594.81%
62111.23%
72010.70%
83418.18%
93719.79%
106032.09%
作品の標準偏差 1.78
このレビューの偏差値 55.65
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ゴジラ(1954)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS