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《ネタバレ》 アカデミー会員が好きそうなごりごりに硬派な社会派映画でした。「映画」の文法に期待されるカタルシスとか、情感盛り上がり場面とかが無い、クソ真面目な作品です。
”神父による子供への性的虐待”、この文言のおぞましさはカソリックを信仰して生きるアメリカ人には我々の何倍も衝撃を伴うものなのでしょう。それこそ社会全体を根底から揺るがすほどに、信仰心とは根が深い。故に記者達への妨害も、教会はもとより、波風を立てたくない地元の名士らによる横やりの方がたちが悪いのです。 いろんな障害を乗り越えて世間に巨悪を暴いたBoston Globe紙の勇気に対しての、アカデミー賞授与というふうに感じました。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-25 00:24:28)(良:2票)
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