Menu
 > 作品
 > ウ行
 > ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
 > tottokoさんのレビュー
ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
製作国英,米
上映時間125分
劇場公開日 2018-03-30
ジャンルドラマ,戦争もの,政治もの,歴史もの,実話もの,伝記もの
レビュー情報
わたしもこの映画を観て思ったことは「戦争に勝った国はいいなあ」でした。
イギリス人監督があの戦争を描くとしたらチャーチルを傑物扱いするのは当然でしょうね。言葉の魔術師だけあって、国民を鼓舞する言葉の数々は強く確信に満ち、蛮勇を奮い起こさせるに十分な力を持っています。イギリス国民が喝采するのもむべなるかな。
講和に応じず、本土決戦をも辞さずに徹底抗戦の構えであの大戦に挑んだ。それは我が国とて同じだったのです。結果が真逆で、英国は70年後に時の宰相万歳映画を作れるけれど日本はそうではない。
アメリカが参戦しなければ、世界情勢はどうなっていたか分からない。戦争続行に突き進んだチャーチルは結果ラッキーに思えてならないのです。上院議員の推すドイツとの交渉案が現実となっていれば、犠牲者数ももっと少なかったかもなのです。まあ歴史にIFは無いのですが。
チャーチルさん、「戦って負けてもその国は立ち上がれる」って仰いましたね。でもそれって、本当に本当に切なくきつく、やりきれないほど残酷な苦闘を意味するのですよ。敗戦の苦しみをくぐりぬけた先人を偲ぶ一国民の想いです。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-05 23:21:27)
その他情報
作品のレビュー数 32件
作品の平均点 6.62点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
213.12%
300.00%
426.25%
5412.50%
6721.88%
7721.88%
8928.12%
913.12%
1013.12%
作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 47.60
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS