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冬のライオン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 冬のライオン
製作国
上映時間137分
劇場公開日 1970-02-04
ジャンルドラマ,歴史もの,クリスマスもの,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 とにもかくにも熱のこもった台詞の応酬が見どころ。いかにも舞台劇っぽい。独特な言い回しや言葉の多さ、役者はやりがいのあることだろう。
しかし映画は舞台と違って、表情のアップだとか過去の映像だとかその場面の空気や天候に至るまで、観る者に送られてくる情報量が多いのでのべつ幕なしにしゃべる必要があまり無い媒体であります。なのでえんえんと夫婦の口げんかが続く中盤などは飽きがきてしまった。
時は1183年、プランタジネット朝初期の王ヘンリー二世の家庭内不和のお話。家族なのにのっけから険悪な雰囲気だが、その原因・詳細は語られずけんかしっ放しで話が進む。同じネタで繰り返し諍っているので「この人たちは言葉で罵り合うことでストレス発散しているのでは?」とも思う。ラストに至っては塔に戻る王妃を見送る王も、送られる妃も何やら晴れ晴れと手なんか振っちゃって、好敵手に対して「一旦休戦す」の趣き。ほんと英王室ってけったいやなーと思った次第であります。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-04-17 00:28:01)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 6.17点
作品の点数分布
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200.00%
300.00%
4216.67%
5433.33%
600.00%
7325.00%
8216.67%
918.33%
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作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 45.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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