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ピアニストを撃て のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ピアニストを撃て
製作国
上映時間88分
ジャンルドラマ,サスペンス,コメディ,モノクロ映画,犯罪もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 モノクロで雰囲気のあるフレンチ・ノワールのつもりで鑑賞してたら、どうもちょっとづつ路線を外されるのでかなりの戸惑いが生じました。
犯罪は起きているし人は死んでいるし逃避行もしてるケド、何故か全体的に呑気でぼんやりしてるのでシリアスになり切れてない感じです。むしろトリュフォーはあえてそうしてるのかも。
主人公の独白は自虐のような独りつっこみで笑えるし、甥っ子を誘拐した二人組も子供好きかよ、と言いたくなるほどのユルさを見せるので展開の割に緊張というものがありません。
ピアニストの主人公を巡る状況はかなり悲劇的なはずなのですが、そう思わせない監督のシュールな筆致。どういう鑑賞姿勢で臨めばベストなのか分からないまま観終えたのですが、こんな不思議な映画体験も嫌いではないです。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-11-25 22:34:10)
その他情報
作品のレビュー数 21件
作品の平均点 6.76点
作品の点数分布
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6419.05%
7942.86%
829.52%
914.76%
1014.76%
作品の標準偏差 1.27
このレビューの偏差値 45.27
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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