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深夜の告白(1944) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 深夜の告白(1944)
製作国
上映時間107分
劇場公開日 1953-12-15
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 正統派の保険金殺人モノ。正統もなにも、この作品こそがこのジャンルの草分け的存在なのでした。
色と欲に目がくらんで計画を実行する語り部と、黒幕悪女、そしてトリックを見破る推理役とこの手の話に必要なオールキャスト揃えで、穴がありません。
一つの計画に破綻が一つ。後発作品がもっと色々と不確定事態を盛り込んでくるのに比べればシンプルですが、役者が上手いのでぐいぐい引っ張ってくれます。金髪カツラが妙に似合わないバーバラ・スタンウィックのやり手っぷりは迫力ありますし、エドワード・G・ロビンソンのコミカルな名探偵ぶりもキャラ立ち抜群。彼と罪を犯した主人公との友情も根底にあって、ちょっと話が深まりました。
ワイルダー監督が意図したのかどうかわからないけれど、ヒッチコックばりのサスペンス感も漂います。列車で居合わせた老紳士が保険会社の待合室にいた時のひやっとさせられるあの感じ、似てますよね。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-27 23:21:22)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
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412.08%
512.08%
6816.67%
71327.08%
81327.08%
91225.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.21
このレビューの偏差値 39.71
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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