Menu
 > 作品
 > キ行
 > 木と市長と文化会館/または七つの偶然
 > tottokoさんのレビュー
木と市長と文化会館/または七つの偶然 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 木と市長と文化会館/または七つの偶然
製作国
ジャンルコメディ
レビュー情報
《ネタバレ》 ロメールが恋バナから離れた珍しい一本。好いた惚れたでなく、政治信条が今作人物らをして熱く語らせるテーマ。
ネタは違えど「人間というのはこういうもの」と遠巻きに眺めるようなロメール視線は相変わらずです。批判もせず絶望もせず。正直で雄弁なのはいつも通り。まあ今作も皆よくしゃべります。それ受け答えになってるの?と思うような自己意識中心なディベートっぷり。フランス人てめんどくさいな。
田舎の街での箱もの建設を廻って賛成派と反対派の主張が繰り広げられるけれど、この手につきもののリベート・汚職とかの生臭さは皆無。長々と論争してもケンカにはならない。そこはフランスの大人の流儀でしょうか。市長、記事に不満だったのに当事者の美人記者と仲良くなってるし笑。
いかんせん政治の話なのでいつものロメール恋愛譚の軽快さが無いのはやっぱりちょっと物足りなく感じます。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-23 11:48:19)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 6.54点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4323.08%
517.69%
6323.08%
7215.38%
8215.38%
900.00%
10215.38%
作品の標準偏差 1.99
このレビューの偏差値 48.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
木と市長と文化会館/または七つの偶然のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS