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情事(1960) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 情事(1960)
製作国伊,仏
上映時間139分
劇場公開日 1962-01-30
ジャンルドラマ,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 冒頭の、令嬢行方不明事件を追い続けて観ていると酷い目にあいます。私は酷い目にあいました。この作品てミステリーの範疇に入るのか・・。”ミステリー”てそっちか。人の心のわからなさ、を指すのか。
とかく直列思考のワタシにとっては冗長とも感じる長い中盤がなかなかの苦痛でした。モニカ・ヴィッティの絶世の美貌がなければ観続けることができたかどうか。
美術画を思わせるようなカット、奥行きのある構図等、美的偏差値が高いのはわかるんだけども、芸術って飽きちゃうんだよなあ。いやアンナどこ行った。
現恋人の友人に目移りしたり、かと思えばまた別の女に手を出す。いかにもイタリア人気質のこの男の役はマストロヤンニクラスの愛嬌と深みがあってこそ、ラストの女の「しょーがないわねまったく」的な裁量を引き出せるのです。しかしガブリエレ・フェルゼッティではそこまで魅力的ではなかったなあ。にやけた中年オヤジにしか見えなくて。オメーが泣くんじゃないよ。ほんとある意味驚天動地のエンディングでした。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-08 15:41:29)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 5.67点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 47.39
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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