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《ネタバレ》 久々にひどい映画を見ました。と同時に邦画ホラーの未来に危機を感じました。まあ、対象年齢を考えればありなのかもしれませんが、だったら「貞子」の名前を使うべきではなかった…。
タイトルに「3D」と入ってる段階で嫌な予感がしていましたが(過去に3Dとついていい思い出無いですし…戦慄迷宮とかラビット・ホラーとか)ずばり的中。とにかく「モニタから貞子が3Dで飛び出してきたら面白いんじゃね?」と安直に思いついたのが見え見えです。 貞子の恐怖は「追い詰められる恐怖」つまり「精神的な恐怖」がウリのはず。ところが今回は「動画を見た瞬間に死ぬ」し「死なないこともある」という中途半端。ぶったまげたのはラストのモンスターパニック映画化。「あれ?俺はバイオハザードを見に来たんだっけ?」と勘違いするほどの乱れっぷりに唖然としました。嫌いじゃないですけど。 石原さとみの演技が「お化け屋敷の怖がり方=視覚的恐怖」になっていましたが、今回の映画のコンセプト的には悪くなかったです。全部脚本が悪い。 貞子として見たら0点です。モンスターパニック物として見て1点、石原さとみに+1点です。それにしても「呪いの動画」のクオリティの低さに驚いた。「さあ、始めよう、Sの復活だ!」は無いです。 あと、前売り券を発売せず、3D上映のみの2,000円で行こうと決定した人の罪は重いです。今後の映画界に影響が出かねない最悪の売り出し方だったと思います。 【HIGE】さん [映画館(邦画)] 2点(2012-05-14 12:40:43)(良:2票)
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