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剣鬼 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 剣鬼
製作国
上映時間83分
劇場公開日 1965-10-16
ジャンルドラマ,時代劇,小説の映画化
レビュー情報
剣三部作の中で一番娯楽性に富んでて面白かったです。犬と人の間に生まれたと噂される男、園芸に才があり、走ればまるで犬の速度と持久力。そんな超人的で才能に恵まれた男が剣を握った日にはどうなるのか、という切り口には「のった!」と心の中で膝を打ちました。悲哀と怨根取り巻く斑平の半生が描かれているのでジャンルとしては悲劇になると思いますが、中盤までは「犬の子」と蔑まれていた斑平が城内で能力を買われみるみる出世するサクセスストーリー仕立てになってるので痛快でした。斑平が犬と人との子であるという話はあくまで人の噂話の範囲で留めてあり、「もしかしたら」という可能性を残しているのでかすかにファンタジー性の香りがありますが、そのブっとんだ設定が斑平に謎めいた魅力と超人的であることの説得力を与えています。結果を完全に見せないラストもどこかやり切れない余韻を残してていい感じ。ただライバルっぽいキャラが意味深に登場した割にあっさり退場したのは肩透かし、あのやりとりをやりたかっただけなんじゃないの。
Jar_harmonyさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-01-17 17:57:03)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 7.18点
作品の点数分布
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519.09%
619.09%
7436.36%
8545.45%
900.00%
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作品の標準偏差 0.94
このレビューの偏差値 47.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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