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マン・オブ・スティール のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 マン・オブ・スティール
製作国
上映時間143分
劇場公開日 2013-08-30
ジャンルアクション,SF,アドベンチャー,シリーズもの,漫画の映画化,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》 『クロニクル』を観た時、実写化されたドラゴンボールの戦闘シーンだと感じたんですが、こちらの肉弾戦を観て、それはこちらの方が遥かにドラゴンボール度が高い、と感じました。僕は『スーパーマン』には何の思い入れも無く、ちゃんと観たと言えるのはブライアン・シンガー版くらい。なのでレビューはほとんどその映像に偏るかもしれません。『スーパーマン』にあった、明るく、どこかほのぼのとした雰囲気は皆無で、『ダークナイト』シリーズ同様、リアル・リブートとなりました。脚本が良いとか、製作が誰だとか、そんなのはこの人が監督すれば関係ないでしょ。ザック・スナイダー、って人には明確なビジョンがあって、それをビジュアル化する独自のセンスがある。街や高層ビルが破壊され、崩れ去る画はそれはもう『トランスフォーマー』あたりと大差は無い。が、破壊の美学はあっても、その破壊される画に美しさは無い。あるのは荒々しさ。正に超人同士の怒りと激しいパワーのぶつかり合いが見事に表現されていたと思う。そしてクリプトンの戦士達の重力を無視出来るパワー。それを表現する為のハイジャンプ、高速移動等のビジュアル。この監督と言えば思い浮かぶのは十八番のスローモーション。『エンジェルウォーズ』や『300』ではこれみよがしに使ってましたが、本作では無いですよね。戦闘シーンにスローモーションを使わなかったおかげでテンポが損なわれず、超人たちの戦闘なのにリアリティが生まれてとても良かったと思います。放り投げた便器のシーンにまでスロー使う人ですからね、よく我慢出来たと思います。ゾッド将軍とのタイマンも見所ですが、僕の1バンはやっぱり、副官の女戦士ファオラですねー。演じるのはアンチュ・トラウェという、あまり聞きなれないドイツの女優さん。しかしこのファオラは、ジェニファー・コネリーに似た透き通ったやや冷たさを感じさせる視線や表情がとても印象的で、戦闘シーンも超クール!戦闘機に向かってのハイジャンプ、高速移動での軍兵士連続打撃シーンはかっちょえぇー!ここがハイライトですかねぇ。
mikiさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-07-22 20:04:47)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 85件
作品の平均点 6.51点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
478.24%
51011.76%
62630.59%
72630.59%
81011.76%
933.53%
1033.53%
作品の標準偏差 1.36
このレビューの偏差値 52.67
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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