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妖怪大戦争(2005) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 妖怪大戦争(2005)
製作国
上映時間124分
劇場公開日 2005-08-06
ジャンルホラー,コメディ,アドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,ファミリー,特撮もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 大映の旧作をベースにしながらも、企画に関わった作家諸氏の作品世界や稲生物怪録などを加えてごたまぜにした感じの映画で、何か仲間うちだけで盛り上がったような印象がある。「手の目」とか「震震」といった、旧作に出ない妖怪が実写化されただけで感動するようなカルト的妖怪ファンがいればともかく、一般人としてはそれだけで乗るわけにもいかない。個人的には「網顔」というのが出れば少し喜んだかも知れないが、今回は採用されなかったらしい。
またストーリーも支離滅裂で圧倒的に面白くない。何が起こっているのかわからない割に変に意味ありげな台詞が入っているが、わからせようという意志も感じられず、小説版をわざわざ読んでみる気にもならない。形の上では泣かせる場面もあったが、真面目に泣かそうとしているようにも見えなかった。ほかキャストは豪華なようだが、砂かけ婆を演じていたのが誰だったのか、エンドロールを見なければわからない映画などあったものかと思う。
ただ、川姫の太腿の魅力に関しては皆さんのいうとおりである。男児ばかり狙うのかは不明だが、一度出会ってしまうと生涯心に棲みつく胸キュンタイプの妖怪らしい。少し客観的にいえば、多くの男子の心の深層に潜む“近所に住んでいた憧れのおねえさん”のようなイメージを外部化した妖怪と解釈できるかも知れない。また父親サービスとして見れば、古きよき昭和特撮映画の伝統に倣っているといえなくもない(ただしエロすぎて不健全)。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2012-10-15 19:11:43)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 98件
作品の平均点 4.37点
作品の点数分布
033.06%
155.10%
21313.27%
31919.39%
41212.24%
51010.20%
61818.37%
71313.27%
833.06%
911.02%
1011.02%
作品の標準偏差 2.16
このレビューの偏差値 49.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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