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カラスの親指 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 カラスの親指
製作国
上映時間160分
劇場公開日 2012-11-23
ジャンルドラマ,サスペンス,コメディ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作は読んでいない。この映画は残念ながら好きになれなかった。
まず主要人物のうち「テツ」は声質が耳障りで序盤の馴れ馴れしさが気色悪く、「やひろ」「貫太郎」は存在自体が苛立たしい。そういう印象のまま全体の半分程度まで使って疑似家族形成の部分が続くため、自分としては見るのにかなりの忍耐を要する。これで映画全体への好意が失われてしまい、その後の非常に都合のいい展開や、終盤の説明調の付け足し部分も素直に受け取れなくなった。
ちなみにDVDで見ていると、ハッピーエンド風になった時点でまだ20分以上残っていることがわかるので、これからまだ意外な展開があるわけかと思ってしまって新鮮な驚きがない。160分という時間も長かった。

なお村上ショージという人物は、顔を見ていると味があるともいえるが、ラストの種明かしを長々と台詞で語らせるのはさすがに少しきつい感じだった。西日本アクセントであるのに仙台出身というのも変だ。また「シン・ゴジラ」(2016)に続いて(というか時間を遡って)、石原さとみという女優の印象がさらに悪化した(本人のせいではないが)。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2016-12-30 16:38:28)
その他情報
作品のレビュー数 43件
作品の平均点 5.91点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
312.33%
4613.95%
5716.28%
61330.23%
71534.88%
800.00%
912.33%
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作品の標準偏差 1.22
このレビューの偏差値 37.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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