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《ネタバレ》 子供の頃に、近所のお祭りで「見世物小屋」に入ったことがある。100円だか50円だかを払って得たものは、いわゆるフリークスの女性が一人寝そべっていた奇妙な情景の記憶と、ちょっとした後ろめたさである。このような興業の主が人格者であるとは到底思えず、したがって、商売のためにフリークス集めするバーナムをあくまで善人として描こうとする姿勢に、偽善を感じたのは確かだった。
しかし、この映画の音楽とダンスの力はものすごく、中盤でカーライルを仲間に入れるシーン辺りからは、もう半ば無理やりノリノリ状態にさせられ、クライマックスに不死身のウルヴァリン登場ときては、心の中はもう最高の盛り上がりでした。サントラは間違いなく買いです! The Greatest Showmanのタイトル通り、細かな史実は気にせず、単純にエンタメショービジネスの世界を楽しむのが、正しい観賞法なのでしょう。 しかし、これだけ出来の良い映画がアカデミー作品賞にノミネートもされないということは、やっぱり脚色のし過ぎってことなのかもね。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-02-20 01:28:33)
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