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哀れなるものたち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 哀れなるものたち
製作国英,米,アイルランド
上映時間141分
劇場公開日 2024-01-26
ジャンルドラマ,SF,コメディ,アドベンチャー,ファンタジー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 現代によみがえったフランケンシュタインの物語。いや、「フランケンシュタインの花嫁」の、もしも花嫁が生きていたら、の世界線の続編ですね。フランケンシュタイン博士とモンスターは同一人物で。
赤ん坊の無垢な脳みそが成人女性の体に入ることで、世界と人間の本質について、文字通り全身で猛スピードで学習していく。そういうテーマだから、人類最古の商売などともいわれるあれについても、逃げずに真正面から描写している。だいぶ衝撃的な展開の続く話ではありましたが、主人公ベラは最終的にはなんだかかなり普通の女性に育った感じで、ラストはそこまでえぐいものではありませんでした。中盤でショックを受けた人間社会の残酷性については、彼女はどう消化したの?って感じ。そこは結局我々一般人と同じように、知っているけれど知らないふりをするしかない、っていう風に自分を納得させているのですかね。
エマ・ストーンは大熱演で、彼女しかこんな役は演じられないだろうな、と思う反面、まだ幼児段階のベラにもちょっと貫禄がありすぎて発する雰囲気が恐ろしく、そんな彼女に周りの人が無条件にひきつけられていくのが不自然に感じられてしまいました。これは単に個人の感覚なのですが・・・
あと、音楽は大変印象的でしたね。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 7点(2024-02-11 19:21:23)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 7.64点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.04
このレビューの偏差値 44.08
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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