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《ネタバレ》 まずは個人的主観による、賞レース面の駄感想から。
2019年は「今年こそはグレン・クロースが『天才作家の妻』でオスカー獲るだろうな」と思ったが、またまた受賞ならず……。『女王陛下のお気に入り』のオリビア・コールマンさえいなければという結果に。あんなんやられたら誰もかなわんだろうと思ったもんですが、今回もそんな感じ。 『エルヴィス』を観たとき、オースティン・バトラーこれだけやってオスカー獲れんかね?と感じたが、本作を見て納得。 ビル・ナイの『生きる』も他のノミネートが小粒な年なら獲っておかしくないが、今回は相手が悪かった。それほどブレンダンの演技はすごかった。SFXで太った顔になっているぶん「目」だけで表現するシーンも多いのだが、それすらとにかく素晴らしい。 ブレンダンの映画で一番好きなのは『青春の輝き』。ほかにも『小さな命が呼ぶとき』とか『タイムトラベラー/きのうから来た恋人』なんか大好きですね。2010年代半ばに仕事がなくなり消えたと思われましたが、よく本作で使ってくれました。はまり役というと変ですけど、私生活と重なる部分もあり、それが余計に迫真の演技を“迫真”たるものにしてました。 レビューなのに内容についてほとんど触れませんでしたが、それについては【Cinecdocke】様の感想をお読みください(笑)。私もほぼ同じ感想です。 【レイブンのかなづち】さん [インターネット(字幕)] 9点(2024-03-15 07:46:59)
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