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推理作家ポー 最期の5日間 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 推理作家ポー 最期の5日間
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2012-10-12
ジャンルサスペンス,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 19世紀半ば、酒に溺れて書けなくなってしまった、落ちぶれたかつての天才作家エドガー・アラン・ポー。そんな彼の謎に満ちた最後の五日間を妖艶に描き出すダーク・ミステリー。というなかなか魅力的な題材なんだけど、どうも僕が期待していたポー像とは掛け離れた、愛する女性を助け出すために刑事と力を合わせて奮闘する姿が違和感ありまくりでいまいち乗り切れず。やっぱりポーって酒浸りで破滅的で、小説を書く以外は碌でもない人格破綻者であって欲しかったんですけど。あと、細部の演出も冴えてなかったかな(特にエミリーがさらわれるシーンが描かれてなかったトコ)。それでも石畳の道路に夜霧が濃艶に漂い、暗い夜空には漆黒の鴉が不気味に啼き、繰り返される身も凍るような残虐な殺人といった、ダークでおどろおどろしい雰囲気は(既視感満載とはいえ)そこそこ楽しめました。あと、どうでもいいんですけど、このセンスの欠片もない邦題はどうにかならなかったんでしょうか。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2013-09-23 09:40:00)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 5.42点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.11
このレビューの偏差値 46.65
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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