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ウォンカとチョコレート工場のはじまり のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ウォンカとチョコレート工場のはじまり
製作国米,英
上映時間116分
劇場公開日 2023-12-08
ジャンルドラマ,コメディ,ファンタジー,ミュージカル,ファミリー,小説の映画化,グルメもの
レビュー情報
《ネタバレ》 あの摩訶不思議なチョコレート工場の支配人ウィリー・ウォンカが帰ってきた!!カラフルでマジカルでとっても美味しそうなお菓子に苦みの効いた一片の毒を盛り込むあの天才ショコラティエに待望の続編登場、と言ってもこれは彼がまだ工場を造る前、駆け出しの若手職人だったころのお話。ロアルド・ダールの有名な児童文学を原作に天才映像作家ティム・バートンが創り上げた名作『チャーリーとチョコレート工場』が大好きだった自分としては、やはり外せないなと今回鑑賞。とはいえ、実は自分、そんなに期待してはいなかったんですよ、正直。だって監督が僕が大嫌いな『パディントン』を撮ったポール・キングだったから。あの毒にも薬にもならない、ただただ家族で安心して楽しめるほのぼのファンタジーに、「子供は親のゆうことをよく聞くように」みたいな説教臭いメッセージを織り込む作風がすんごく嫌いでした。ティム・バートン版のような、いけ好かない子供はチョコの海に溺れさせたりまん丸に膨らませたり焼却炉に放り込んだりしてた毒の塊のようなブラック・ユーモアはどこへやら。本作も『パディントン』と同じく家族で安心して楽しめるほのぼのファンタジーに仕上がっておりました。でも……、超一流のメンバーをそろえて制作されたであろう本作、ここまで徹底的にエンタメに徹して創られるとちょっと圧倒されますわ~。イントロを聴いただけでワクワクが止まらない音楽に一糸乱れぬダンスアクター、細部まで徹底的にこだわって造られた独自の世界観、そしてウォンカをはじめとする魅力的なキャラクターたち……。今回もやはりそこまで好きにはなれなかったけど、ここまでエンタメ映画としての底力を見せつけられると素直に脱帽です。悔しいけど、この監督の実力はやぱ確かなんでしょうね~。うん、負けました!7点!!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2025-02-05 11:50:30)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 7.60点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 47.54
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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